発売日 | 2003-07-01 |
メーカー | G-COLLECTIONS |
ジャンル | アダルトゲーム 日本発売元:トラヴュランス |
リージョン | リージョンオール |
言語 | 言語 :Windows 95/98/Me/2000/XP 英語テキスト with 日本語音声 |
備考 | 2枚組 日本発売元:トラヴュランス |
製品番号 | GCL00032 |
【 『センセ! どんなことをおしえてくれるんですか?』看護婦のたまごだって、博愛精神がいっぱいじゃないとダメなんですぅ〜!!だからね、一人前の看護婦になるためなら、どんなことだってできちゃうんだから♪】
僕は中川 忍、聖ミカエル総合病院の小児科医師だ。まだ医大を出たてなんでたいした事はさせてもらえないが、医者は子供の頃からなりたかった職種だ、おかげで僕は忙しいながらも充実した毎日を送っている。
そんなある日、僕の養母である楓さんから連絡が入る。彼女は僕が聖ミカエル病院に就職してから一年だけ一緒に勤務していたが、今は付属の看護学校に講師として教鞭を振るっているのだ。「付属の看護学校の臨時講師にこないか?」なんでも先任の講師が急病で入院してしまったらしいのだ。そこで僕に白羽の矢が立ち、数ヶ月の間出向して欲しいとの事だそうだ。楓さんは妙に押しが強く、ナースであった頃から病院内でブイブイ言わせていたこともあり、その辺の運びはお手の物なのだろう。僕はろくに反論も出来ないまま、あっという間に出向を決められてしまった・・・
しかし、実際看護学校に出向いてみると案外ここもいい所だなあと自分の目じりが下がるのがわかった。なんと言ってもうら若い女の子達が集う学び舎で、どの娘も礼儀正しく博愛精神にあふれたいい娘ばかりだ。出会うたびにっこりと微笑み、別れ際に「ごきげんよう」そんな彼女達に囲まれた生活も悪くないなぁ・・・ついそんな風に考えてしまう。しかし、そんな穏やかな気持ちもそこまでだった。「あ〜!!忍お兄ちゃん♪」そう僕の名を呼んで抱きついてきたのは、子供の頃から一緒に育ってきた妹分、紅葉だった。そういえば彼女も母親の楓さん同様、ナースを目指していたんだっけ・・・
・・・しかし、子供だと思っていた紅葉は、少女らしいあどけなさは残しつつも、すっかり成長し女らしくなっていた。まぁ子供の頃からの癖で、人前だろうと僕に抱きつくのは勘弁して欲しいが、正直ちょっと嬉しくもある。・・・しかし、それもすぐに考え直す事になった。紅葉は級友の皆に僕のことを散々語っていたらしく、「紅葉の自慢のお兄ちゃん」という触れ込みで、クラス中で知らない娘は居ない位だったのである・・・おかげで僕はすっかり好奇心の目で見られる事になり、お昼休みや放課後には「紅葉さんとの関係は?」とか「恋人は居るんですか?」なんてのはまだマシなほうで、「あのぉ、紅葉さんと近親相姦してるって本当ですか?」なんて質問に来る娘が居る始末・・・
その度、僕は否定したりフリーだと説明するのだが・・・それがどうもいけなかった。いや、僕は気づくのがちょっと遅かった様だ。未来の白衣の天使達も、今は恋に恋する迷える子羊なのだ。僕の事を見つめる女の子達の熱い視線に気づく頃には、もう手遅れだったらしい・・・。